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縁 つ き 畳
最も一般的な畳が「縁つき畳」です。
そして取扱量が最も多いのもこのタイプです。
カ ラ ー 畳
機能性と多様性を追求したものがカラー畳です。
い草の風合いや肌触りがモダンでシンプルに表現されています。お部屋に合わせてコーディネートして頂けます。
縁 な し 畳
縁なし畳とは縁(ヘリ)がない畳のことで、ここ数年、徐々に普及し、人気が高まってきている畳です。通常半畳で仕上げ、市松模様になるよう敷いていきます。
特 殊 畳
柔道畳や社寺仏閣用畳など
特殊な畳製作も行っております。
お気軽にご相談、お問い合わせください。
畳は畳床・畳表・畳縁の3つで構造されています。
畳 床
畳の芯になるのが畳床です。畳床は大きく分けると3種類あり、藁を何層にも重ね合わせた
「藁床(わらとこ)」、藁の間に発泡ポリスチレンなどを挟み込んだ「サンドイッチ畳床」
、藁を一切使わない「建材床(けんざいとこ)」があります。
本畳床(わら床)
稲わらサンドイッチ畳床
建材畳床
畳 表
材料のい草を横に、麻の糸を縦糸にして織られています。等級はい草の種類によって分類
されます。高級な畳には縦糸にマニラ麻の糸などが使用されます。使われるい草の量は畳
1畳で大体4000〜5000本程度で、さらに高級な畳になると7000本ものい草が使用され
るものもあります。
畳 縁
畳縁は畳の長い辺につけられる布のことです。畳を補強するためにつけられています。畳
に表情を与える柄や色も数千にものぼり、材質も錦や麻、絹や化学繊維など、様々なもの
があります。
畳床の中の稲ワラの中には、たくさんの空気が含まれています。この空気は、ショックを柔らげる力のほかに、余計な音を吸い込む吸音効果にも作用します。畳の敷かれている部屋に入ると、シーンと静まりかえっているはずです。目で感じる”落ち着いた雰囲気”に加え、この吸音効果がプラスされ心が静まるイメージを与えます。
夏はひんやり、冬はポカポカ。畳表のい草のスポンジ部分や畳床のワラにいっぱい入っている空気は、熱を伝えにくい性質があるため、夏には暑さを遮断し、冬には外の冷たい空気を遮る断熱材の働きをしてくれます。また、それをそのまま保つ保温性も併せ持っています。
夏は涼しく、冬はあたたかいという畳の利点を生み出しているのは畳表のい草と畳床。い草がスポンジとなって湿気を吸収し、畳床のなかの空気が湿気を放出しながら、効率的に呼吸しているわけです。畳一帖分の自然吸湿能力は約500ml。ゆっくり湿気を吸って吐く畳は、高温多湿の日本の気候に最適な床材です。
畳の表面(畳表)のい草がスポンジ状の構造で空気をたくわえ、フカフカした感触を生み出しています。畳床にも空気はたっぷり。こうした空気がクッションとなり、寝ころべば心地よく、転んだときでも衝撃を和らげてくれるのです。
畳表に使われているい草は、空気中の二酸化窒素(NO2)を吸着し 毒性のない一酸化炭素に変える機能があり、お部屋の空気浄化に役立っています。また、畳のすがすがしく懐かしい香りはい草によるものですが、い草の香りには鎮静効果があり、畳は空気を浄化しながら、私たちに森林浴と同じようなリラックス効果をもたらしてくれるのです。
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